ブレンドマエストロ認定事業の発表イベント開催
プロが認める技術がここに
ブレンドマエストロ認定事業の発表イベント開催
「ブレンドマエストロ認定事業」始動!
この度、ブレンド米の価値向上を目的とした新事業(ブレンドマエストロ事業)を開催します。
消費者や飲食店の多様化するニーズへの対応に応えるために「ブレンド米」は、在庫調整用という従来の位置づけを超え、味や調理適性を重視した“設計された米”として新たな価値を創出していきます。
このイベントでは、ブレンド米の今後の可能性について食や流通に関わる専門家の皆様にご登壇いただき、ブレンド米の魅力や展望について語っていただきます。

※東京駅丸の内南口(地上)からのアクセス
イベント詳細
■日程
2026年1月18日(日)
14:00~15:55
■会場
JPタワーホール&カンファレンス 4階 ホール1~3
〒100-7004
東京都千代田区丸の内二丁目
7番2号 KITTE 4階(JR東京駅 徒歩約1分)
対談内容
第1部
【マエストロに学ぶ“認定”の本質】

日本人初イタリア称号マエストロ保持者
横山千尋氏
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大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、フランス・リヨンのビストロで修行。その後イタリア・ミラノで3年間ジェラートの研鑽を積み、1985年に世界大会で金賞を受賞。バリスタ世界大会に4度出場し、ファイナリストとして活躍。世界バリスタドリームチームTOP5に選出され、IIAC(国際カフェテイスティング協会)認定“マスタープロフェッショナル”資格を取得。店舗開発や商品プロデュースなども多数手掛ける。
第2部
◇A対談
【日本の和食文化におけるごはんの位置づけとそのあり方】

帝国ホテルのなだ万出身
神楽坂祇園料理長
加藤道久氏
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千葉県市川市生まれ。1978年 なだ万帝国ホテル店にて料理人人生をスタート。その後海外店赴任や国内店舗の料理長、なだ万厨房の商品開発室長に就く。
退職後は会社を設立し、和食料理家として大手食品会社の和食商品開発に携わり、2024年5月に神楽坂の古民家にて囲炉裏焼肉祇園の支配人兼料理長に就任する。

ミシュラン受賞経験者
こだわりの熟成鮨万
白山 洸氏
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寿司職人歴17年の白山洸。「主役はシャリ、魚はソース」という思想のもと、分づき米の可能性に魅了され試行錯誤と研究を重ねる。熟成技術を磨き、米の甘さを引き出すため白米を加えた独自ブレンドを完成。この探求心と味が高く評価され、ミシュランの審査員にも認められた。赤酢の酸味と熟成魚の旨味が響き合う、唯一無二の鮨を追求している。
◇B対談
【ブレンド米がひらく、新しい“ごはん”のかたち】

お米好き農林水産省
大臣官房広報評価課広報室
松本純子氏
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省公式「aff」「BUZZMAFF」などの広報施策を担当し、食と農、地域の魅力を発信。「食文化産業振興政策チーム」メンバーとして、食文化を産業の視点から支える政策づくりにも携わる。ごはんソムリエでもあり、全国の米産地を訪ね、日本の食の奥深さと作り手の思いを丁寧に伝えている。

米料理研究家
しらいのりこ
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お米料理研究家。新潟県出身。米農家の夫・シライジュンイチと共にフードユニット「ごはん同盟」として活動。ごはんに合うおかずをはじめ、チャーハン、炊き込みごはん、寿司など多彩なレシピを雑誌やテレビで紹介。炊飯教室や料理教室も開催し、「ごはんをおいしく炊く人・食べる人」を増やす活動を続けている。2025年3月よりNHK「きょうの料理」“強火で行こうぜ”にレギュラー出演中。
第3部
【農業と米屋をつなぐ流通とブレンド米】

農山村地域経済研究所
楠本雅弘氏
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農山村地域経済研究所の所長で、愛媛県出身です。一橋大学経済学部を卒業後、農林漁業金融公庫(現日本政策金融公庫)に勤務し、その間、農林水産省農業総合研究所や農政調査委員会の研究員も務めました。その後、山形大学で経済学や農業経済学の教授を歴任し、定年退職しました。書籍多数出版。
ファシリテーター紹介

株式会社隅田屋商店
片山 真一氏
【担当】第1部 / 第3部
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東京の老舗米穀商・隅田屋商店の4代目店主。日本全国の米に精通し、卓越したブレンド技術と古式精米製法を駆使して、顧客の要望に応える提案やプランニングを展開。炊飯技術の伝承にも力を注ぎ、世界各国で炊飯教室を開催し「Japan Quality」を発信し続けている。メディア出演多数。

有限会社小池精米店
小池 理雄氏
【担当】第2部 [A/B]
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原宿で唯一の米屋「小池精米店」を継ぎ約20年。お米の新しい価値を創造し、食育を目的としたイベントの開催、飲食店向けブレンド米の展開など多方面で活動。産地と米屋がともに再生産可能な米価を目指し、五ツ星お米マイスター・東京米スター匠として情報発信を続ける。原宿から稲作文化を守り、米を通じて都会と地方をつなぐ。多数のメディア出演・書籍出版あり。
これまでのブレンド米の課題
近年の米穀流通の変化に伴い、ブレンド米は単なる価格対応から、味・香り・食感・調理適性といった要素を設計する“高品質米”としての価値創造型の技術へと進化しています。
そこで東米商では、こうしたブレンド米の高度な設計技術と品質の価値を“可視化”し、“証明”するための新たな取り組みとして、「ブレンドマエストロ認定制度」を創設しました。
この制度では、技術力・品質管理・提案力を総合的に審査・認定し、称号と認定マークを付与します。これにより、小売業の専門性を社会に示し、消費者の信頼向上・生産者への販路拡大・業界全体の技術向上と持続可能な流通の実現を目指します。認定者は販売促進スキルや講師活動も可能です。
