ブレンド米の活用
ブレンドマエストロ認定事業
ブレンドマエストロ認定事業とは?
ブレンドマエストロ事業とは、ブレンド米の価値向上を目的とした事業です。

ブレンドマエストロ事業とは、ブレンド米の価値向上を目的とした事業です。
これまでお米のブレンド米といえば、価格調整の手段として扱われていました。
ですが、現在のお米の流通事情や消費者・飲食店の多様化するニーズに応えるためにも「ブレンド米」の認識を変えていきたいと考えています。
“在庫調整のための混合米”から“味・香り・食感・調理適性を設計した高品質米”へと、新たな価値を創出するための事業です。
現状の問題点や課題

低評価の
固定イメージ
ブレンド米はこれまで「価格調整のための混合米」として扱われてきた背景があり、品質が劣るという誤解が根強い。そのため、高度なブレンド技術があっても正当に評価されづらく、消費者や飲食店から敬遠されることがある。

設計意図や価値が
伝わりにくい
ブレンドの設計思想(味・香り・食感・調理適性など)を可視化・言語化する仕組みが不十分であり、「なぜその組み合わせなのか」が説明できず、プロダクトとしての訴求力が弱い。

播種米契約など計画的な
ブレンドへの理解不足
今後のブレンド米は、単なる在庫処分ではなく「事前に設計した品質を達成するための播種米契約」による計画的な取り組みが前提となるが、生産者側の理解・協力体制や、飲食店等への啓発がまだ十分ではない。
新資格
ブレンドマエストロ認定事業とは?
「東米商ブレンドマエストロ認定制度」は、ブレンド米に関する技術力・品質管理・提案力を総合的に審査・認定する新たな仕組みです。
この制度により、米穀小売業の専門性を社会的にも明確にし、消費者の方の信頼を高めること、生産者に対してもブレンド米を通じた新たな販路・付加価値創出を提示すること、業界全体の技術水準向上と持続可能な流通体制の構築を促進することを目的といたします。
さらに、認定者には「ブレンドマエストロ」としての称号を付与し、認定マーク等を活用できるようにすることで、各店舗のブランド価値を高め、消費者への分かりやすい指標を提示します。
ブレンドマエストロ資格取得のメリット
お米のブレンド設計、技術力、品質管理方法を学べる
ブレンド技術を社会的に証明することができる
ブレンド米の商品提案、
販売促進の方法について学べる
ブレンド米技術講師として東米商に登録し
講師として活動できる
お米業界
(米穀店/精米/流通業者)

- 技術力の証明により商品価値を高められる
- 味、香り、用途で提案できる商品展開が可能
- 顧客への信頼性ある説明、提案ができる
生産者(農家)

- 設計に基づいた計画的な米作りができる
- 付加価値のある販路確保につながる
- 技術パートナーとして関与できる
- 実証フィールドとしての参画も可能
飲食店・フード業界

- 料理に合ったお米で再現性、安定性が向上
- メニューごとの“設計米”で差別化できる
- 店舗のこだわり訴求に使える
- 独自ブレンドの展開も可能
申込、詳細
「ブレンドマエストロ認定制度」の詳細はまた別途お知らせしますので、
お楽しみにお待ちください!
ブレンド米をテーマにしたイベント開催決定!
令和7年産 播種前契約ブレンド米の試食もございます!